スタッフの声

地域を知る楽しさをスタッフ、利用者と共有することができました。

  • 〈首都圏エリア〉
  • 公共図書館
  • 館長
  • H.Kさん

日々の業務内容について教えてください。

イベントの企画・立案、事業計画の策定、報告書作成、地域の各種団体との連携、スタッフ管理、窓口業務、選書・除籍などの資料管理、危機管理、施設管理と図書館運営全般に関わっています。

図書館で働いてみて一番印象深かったことを教えてください。

開館20周年を記念して発行した「地域のガイドマップ」は勤務するスタッフにも地域を知ってほしいとの思いから作成しましたが、メディアで取り上げられたこともあり、多くの反響がありました。刊行後は、各地から問い合わせが殺到し注目を浴びたことが一番印象深いです。作成過程では大変苦労しましたが、利用者、スタッフともに地域を知る楽しさを少しでも共有することができたのではと感じています。

今後の目標は何ですか?

当社の運営になって10年が経ちますが、地域に根ざした図書館づくりに向けて運営初年度からたくさん種をまき、いくつかの花が咲いた状態です。大輪を咲かせるためにも利用者満足度だけでなく、従業員満足度を重要視して、誰もが意欲的に取り組める職場環境を求めていきたいと思っています。その結果、当館が世代を問わず人と本が気軽に集える場となることが目標です。

本との出会いや発見があり、新鮮な毎日を過ごしています。

  • 〈中四国エリア〉
  • 大学図書館
  • 閲覧・カウンター業務担当
  • Y.Oさん

日々の業務内容について教えてください。

大学図書館のカウンターで利用者対応をおこなうことが担当業務の中心です。図書の貸出・返却処理や、利用者の調べ物のお手伝いなどをしています。また、図書や雑誌といった資料の受入・整理業務なども担当しています。

図書館で働いてみて一番印象深かったことを教えてください。

この図書館で働くようになって、まず驚いたのは図書分類の細かさでした。大学図書館ですので専門書も多く、たとえば「492.916」のように分類が6ケタまである図書が珍しくないことに感心しました。日々、本との出会いや発見があり、新鮮な毎日を過ごしています。
また、当館の利用者は学生さんが中心ですが、中には、社会人履修生など、年配の方もおいでになります。働きながら勉強していらっしゃる姿を見ると、励まされているような気持ちになります。かなりご高齢の学生さんから「私自身、本当は介護される側なのですが、それでもまだ何か社会のお役に立てることがあるかもしれないと思ったので、勉強しています」というお話を伺い、感銘を受けました。じつは、私は司書資格を持っていなかったのですが、このお話がきっかけとなって勉強を始め、今春、司書資格を取得することができました。

今後の目標は何ですか?

少しでも社会の役に立つ存在となれるように努力を重ねていくことです。図書館業務でいえば、利用しやすい図書館の環境づくりや、自分自身のレファレンス技術の向上をめざしていくつもりです。司書資格を取ったとはいえ、まだ入り口に立ったばかりです。先輩方に教わりながら、図書館業務に関する知識を深め、より一層 快適な図書館環境を利用者の方に提供できるよう、引き続き頑張っていきたいと思います。

野望は、大学図書館の知の集積のアーカイブ!

  • 〈関西エリア〉
  • 大学図書館
  • 統括責任者
  • K.Kさん

日々の業務内容について教えてください。

業務統括責任者:委託業務の配分と調整が主な仕事です。(通常・通年業務の進捗管理と随時ご依頼業務の調整)
日々の業務内容:大学対応、スタッフ調整、運営管理報告ほか。つどのイレギュラー判断を行い、スタッフやサブリーダーをカバーします。

図書館で働いてみて一番印象深かったことを教えてください。

その1)
いろんな達人がいること、です。
カウンターの達人、ILLの達人、レファレンスの達人、ガイダンスの達人、不明本捜索の達人、修理補修の達人、蔵書点検の達人、書架サインの達人、目録の達人、挨拶や笑顔でまわりを明るくする人。
その2)
図書館のどの仕事も「ありがとう」につながること。
その3)
ブランクがあって、あらためて図書館で働き始めたとき、書架(特に貴重書)が変わらず維持されていること、基本的なサービス・機能は普く変わらないこと、それらが日々の業務に支えられていること、その仕事に就けることに嬉しくなりました。

今後の目標は何ですか?

野望は、大学図書館の知の集積のアーカイブ!
個人的には、レファレンスのプロ。近い目標としては、働きながらスキルアップできる研修を企画・運営し、ライブラリアン育成に貢献すること、です。

利用者からの「ありがとう」の言葉に、やりがいを感じます。

  • 〈九州エリア〉
  • 大学図書館(医学系)
  • 閲覧・カウンター業務担当
  • Y.Hさん

日々の業務内容について教えてください。

図書の貸出・返却をはじめとするカウンター業務や、図書・雑誌の受入業務、ILL業務等の仕事に携わっています。ILL業務では、利用者の求めに応じて資料や文献を調査し、図書館間で資料の貸借、また文献の複写物の提供を行っています。全国の図書館から取り寄せた資料を無事に利用者に提供でき、「ありがとうございました」の言葉を頂いたときに、すごくやりがいを感じられる仕事です。

図書館で働いてみて一番印象深かったことを教えてください。

病院を訪れた際に、図書館で文献調査をお手伝いしたことのある利用者とたまたまお会いしました。助産師として働いているそうで、「図書館ではお世話になりました。」と声をかけてくださいました。利用者の方のお役に立てたこと、少し大げさかもしれませんが、利用者の方を通じて社会貢献できていると感じられたことが嬉しかったです。

今後の目標は何ですか?

大学図書館司書として、利用者が調べたい内容について理解し提供するために、専門的知識の必要性を感じます。看護学部のある大学なので、まずは医療に関する専門用語を勉強していきたいです。利用者の求める資料にはどれが相応しいのか、正確に判断し提供できる、頼れる司書になることが目標です。