図書館総合展

第15回図書館総合展(2013年開催)出展レポート

 第15回図書館総合展は2013年10月29日(火)から10月31日(木)の3日間、パシフィコ横浜にて開催されました。

 丸善図書館サービス事業部は、「教育・学習支援に取り組む図書館員に今、求められるもの~事例から探る“教育・学習センター”としての図書館の未来像~」と題したフォーラムを10月30日(水)に開催しました。

 大学図書館では、「ラーニングコモンズ」「情報リテラシー教育」「ライティング支援」などの教育・学習支援の取り組みが盛んに行われています。近年では、施設の整備・拡充だけでなく、図書館員が働きかけて教員や学生・学内各部署との連携・協力を進めるといった事例も増えてきました。同時に図書館員が学ぶべき事柄についての議論もはじまっています。

 フォーラムでは、青山学院大学准教授・野末俊比古氏をコーディネーターに迎え、3つの大学図書館の実践事例の発表と、ディスカッションが行われました。

 前年に続き200名以上の方に参加いただきました。図書館の教育・学習支援がますます活発になる中、これからの図書館員に必要なものは一体何なのか――。 その鍵となるのは、実際に現場で支援に取り組まれている皆さんの力にある、そんな未来を思い浮かべるフォーラムでした。

図書館総合展2013フォーラム

コーディネーター野末氏「これからは人材のマネジメント含めた全体のマネジメントが大事になってくると感じる」