図書館総合展

第16回図書館総合展(2014年開催)出展レポート

 第16回図書館総合展は、2014年11月5日(水)~11月7日(金)にパシフィコ横浜にて開催されました。

 丸善図書館サービス事業部では、フォーラムやブース展示のほか、丸善スタッフによるミニプレゼンなどのイベントを実施しました。

 今回のフォーラムのテーマは「大学図書館におけるアクティブ・ラーニングを考える」です。講師には東北大学附属図書館事務部長の米澤誠氏をお迎えしました。 学習者が理解・考察・表現する学びのサイクルの支援を、今後大学図書館でどのように取り組んでいくべきか。参加者が実践を通しディスカッションをしながら考えていきました。

 はじめに米澤氏より、図書館員が知っておきたいアクティブ・ラーニングの意義について事例とともにお話しいただき、その後でアクティブ・ラーニングの実践編としてグループワークを行いました。グループワークでは4人1組で設定されたテーマについてディスカッションを行い、最後に話し合った内容を2組が代表して発表しました。

 会場には様々な教育機関から役割やポジションの違う方々が参加しており、意見交換は想像以上に活発なものでした。アクティブ・ラーニングを積極的に歓迎し、学生の学びを変えていこうという熱気に会場は包まれていました。

 また展示ブースでは、4名の丸善スタッフがそれぞれのテーマを掲げ、海外研修への参加報告や、所属する大学図書館でチームで取り組んでいる事例を発表しました。

図書館総合展2014フォーラム

主催フォーラムでのグループ・ワークの様子。最初は戸惑いながらもアクティブ・ラーニングを実際に体験