図書館総合展

第17回図書館総合展(2015年開催)出展レポート

 2015年11月10日(火)~12日(木)に開催された第17回図書館総合展では、フォーラムへのご参加をはじめ、DNP大日本印刷グループブースへもたくさんの方に足を運んでいただき、ありがとうございました。 丸善図書館サービス事業部として2本の主催フォーラムや、展示ブースでの丸善スタッフによるミニプレゼンも行いました。

■主催フォーラム1 「大学図書館の次のステップ:教育・学修支援機能の実質化としての教材開発支援」 (共催:千葉大学アカデミック・リンク・センター)

 千葉大学アカデミック・リンク・センター長の竹内比呂也氏を講師にお迎えし、海外の図書館の動向や千葉大学アカデミック・リンク・センターにおける活動事例など、これからの大学図書館に求められる役割と教材作成支援にについてご講演いただきました。また、千葉大学、大日本印刷株式会社、丸善株式会社の3社協業による、千葉大学アカデミック・リンク・センター共同研究部門の教材作成支援の2年間の取り組みを報告いたしました。

■主催フォーラム2 「<体験型講座>大学図書館におけるアクティブラーニングの可能性 ~教育・学修支援のための多様な方法を考える~」

 ファシリテーターを野末俊比古氏(青山学院大学准教授)が務め、大学図書館の運営に活かすためのアクティブラーニングの手法を、参加者が会場で体験しながら学んでいくフォーラムです。レクチャーに始まり、授業時間外としての学修支援の方法や、図書館主催講習会などへのアクティブラーニングの導入を、様々なワークと来場者同士の協働で考える場となりました。

■展示ブースにおけるミニプレゼン

 展示ブースでは、丸善スタッフが図書館での取り組み事例の紹介や海外視察研修報告を発表いたしました。 (1)米国図書館視察研修報告 「ALA年次総会視察とサンフランシスコ、シアトル市内図書館」 (2)丸善Knowledge Navigator賞 取組事例 ・「図書館の存在価値」を高める大学図書館における取組事例 ・中高図書室における文化祭から地域交流へ生徒図書委員との挑戦事例 (3)千葉大学アカデミック・リンク・センター共同研究部門における教材開発事例

 米国図書館視察研修は、2016年の開催も決定しております。詳細は下記のページよりご覧ください。

ALA・米国図書館視察研修のご案内(2016年の受付は終了いたしました)

図書館総合展2015フォーラム

主催フォーラム1「大学図書館の次のステップ:教育・学修支援機能の実質化としての教材開発支援」の様子

図書館総合展2015フォーラム

主催フォーラム2「<体験型講座>大学図書館におけるアクティブラーニングの可能性 ~教育・学修支援のための多様な方法を考える~」でのワーク